虹の玉

多肉植物の育て方

多肉植物買ってきたら上に伸びた?

育てていると伸びた?

初めての多肉植物、思い切って初めて購入
かわいい多肉植物を買ってきて家に持ち帰りさっそく窓辺に置いてみた
毎日お水をあげてかわいがっていると、1か月もしたらなぜか上にびよーんと伸びてきた
色もなんだか緑色に
真っ赤で可愛かったのに・・なんで?
今回は伸びてしまう多肉の原因についてお話していきます

多肉植物が伸びる原因

徒長とは

多肉植物を育てていると気が付いたら緑色になって細長く伸びてしまう
これを徒長と言います

徒長すると病気になりやすくなったり、葉の皮が薄くなって弱くなったりします
むらさき園では一気に増やしたい時には徒長気味で育てることもありますが、ご家庭ではそういった必要はないですよね
なので徒長はできるだけさせないほうがいいかと思います

やはり多肉植物は徒長せずにむっちりとギュウギュウに葉が詰まって
健康的に発色しているほうが見た目が美しい

多肉植物が伸びてしまう原因を知り、徒長してしまった場合にどうしたらよいか学んでおくと便利です

伸びてしまう3つの原因

  1. 太陽の光が足りない
  2. 水やりの回数が多い
  3. 肥料が多い

太陽の光が足りない

適度に太陽の光を浴びていない多肉は、光を求めて光のある方へどんどん伸びていきます
茎は細いままそのスピードは速くぐんぐんと上に伸びていきます

水やりの回数が多い

太陽の光が足りていない状態で水やりした場合もやはり上に伸びていきます
夏場は太陽の光が強すぎるので直射日光に当てたくない時期もあると思います
その場合は水やりを控えれば成長しないので形を維持させることができます
多肉植物は2か月くらい水をあげなくても枯れないので夏は水を上げないというのも
目的や環境によっては方法としてはありかなと思います

肥料が多い

多肉植物に肥料は必要か?
多肉植物も植物なので光合成によって養分をタンパク質に変えて体の一部にしています
成長したり花芽を出したりするには肥料分は必要です
しかし肥料の量やその特性によっては一気にぐんぐん伸びてしまい徒長する原因にもなってしまいます
そもそもたくさんの肥料分を必要とする植物ではないので肥料が無くなれば葉の色の変化に現れてきます

肥料分がなくなると葉は黄色くなったり、冬時期であれば透明感のある透き通ったような葉の色になります
そうなった時に必要な時にあげても間に合うので普段から気にする部分ではないかと思います

おすすめは緩効性の肥料です
ゆっくり長く効くという肥料です

肥料をあげると虫や菌も寄ってくるので病気になる可能性も上がります
効かせたい時だけ液肥でサッとあげて土の中に肥料分が残らないようにするのも方法としては良いかと思います

徒長 のデメリット

徒長した多肉は茎が細くなり葉の皮も薄くなるので吸汁する虫に吸われやすくなったり傷もつきやすく病気の菌も入り込みやすくなります
また太陽の節間も長くなってしまい見た目美しいというものからは離れてしまいます
また一旦徒長した多肉を健康な状態に戻すためには太陽の光にしっかりとあてる必要があるのですがその際には注意点があります
次の徒長した多肉植物を直す方法で解説しています

徒長した多肉植物を直す方法

徒長した多肉植物は仕立て直しする以外に直す方法はありません
その方法を3つご紹介しますので品種や目的によって使い分けてみて下さい

徒長を直す方法

  • 胴切りする
  • 挿し木する
  • 葉挿しにする

胴切りする

胴切りは多肉植物の成長点を摘芯することで脇芽を出させるという

挿し木する

胴切りとほぼ同じことですが、木立ち性のセダムなどを茎からカットして土に挿すという方法です

葉挿しする

葉を茎の根本から丁寧に取り茎側についていた部分を土に挿すことで2週間位すると芽と根が出てきます。

多肉植物を買ってきたら上に伸びた まとめ

可愛い多肉植物を買ってきたけど、しばらく家の中で育てていたら緑になって上に伸びて可愛くなくなってきた
というお客様の声が多く記事にしてみました。多肉植物が伸びてしまわないようにきれいに育てていくには上記のような条件が必要になりますが、ご家庭では今はLEDライトを利用してきれいに育てる方も増えています。どんなご自宅でも多肉植物を可愛く育てる環境は作れると思っています。上手に育てるにはコツもあったりしますが、きれいに育った時の喜びもひとしおです。ぜひ多肉植物を育てるコツを学び楽しい多肉ライフをお過ごしください。

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