
エケベリアを葉刺しで増やしたいと思っている方も多いのではないでしょうか?今回は、ビニールハウスと室内で葉刺しをした結果、どのような違いがあったのかを詳しくご紹介します。
ビニールハウス vs. 室内!葉刺しの結果に違いが?
今年の2月初旬、エケベリアの葉刺しを行いました。
その際、ビニールハウス内と室内の2つの環境で葉刺しを試したのですが、経過を観察してみると意外な違いがありました。
ビニールハウス内の葉刺し

- 葉をもいだ直後は緑色だったが、時間が経つと赤みを帯びた。
- 発芽は確認できなかったが、一部の葉から根が出てきた。
- 葉は乾燥気味に見える。
- 寒さの影響で水やりができなかったため、葉の水分が失われやすかった可能性あり。
- ただ葉の先が赤くなってきており、発芽までもう少しの予兆は見せ始めている
室内で管理した葉刺し

- 芽が出て成長し始めた。
- 根だけでなく、新しい子株が形成されていた。
- 室温が一定で、水やりも適切に行うことが出来たため乾燥しすぎず発芽が順調だった。
この結果から、「葉刺しに適した環境とは何か?」を考察してみます。
エケベリアの葉刺し成功のポイント
エケベリアの葉刺しを成功させるには、以下のポイントが重要です。
1. 温度管理
- ビニールハウスの温度変化が大きかった可能性がある。
- 2月初旬はまだ寒く、夜間の温度が低すぎると発芽が遅れることも。
- 日中の温度が高くても、夜間の寒さで葉がダメージを受けることがある。
- 室内は比較的温度が一定で、発芽しやすい環境だった。
2. 湿度と乾燥
- ビニールハウス内は乾燥しやすいため、葉が赤くなった可能性あり。
- 寒さで水をあげられなかったことも乾燥の原因となり、葉の水分が失われた可能性が高い。
- 室内では適度な湿度があり、発芽しやすかったと考えられる。
3. 光の影響
- ビニールハウスでは強い光が当たり、葉がストレスを受けた可能性がある。
- 室内では直射日光を避けたため、発芽に適した環境だった。
今後の対応
現在、室内で発芽したエケベリアをビニールハウスに移動して、どのように成長するか経過観察中です。
また、暖かくなってきたらビニールハウスの葉刺しにも適度に水やりを行い、発芽の違いを再検証する予定です。
今後も葉刺しの実験を続けて、より成功率を上げるための方法を探っていきます!
まとめ
- エケベリアの葉刺しは環境によって結果が異なる
- 寒暖差が少なく、湿度が安定した環境が発芽しやすい
- ビニールハウスでは乾燥と温度変化に注意が必要
- 寒さで水やりができないと、葉の水分が失われやすくなる
「エケベリアの葉刺し、多肉植物の増やし方」に興味がある方は、ぜひこの結果を参考にしてみてくださいね!