一日1投稿、2日目の今日は多肉植物エケベリアの魅力について僕が感じていることを通して皆さんにお伝えできたらと思っています
今日も文字ばかりですが、まずはブログを毎日書く習慣を付けたいと思うので、ページのデザインや画像の足りなさはさておいて読んで頂けたら助かります。ちょっとした毎日のニュースを読むくらいと思って読んでください
ひとまず「もくじ」を作りました
活字で伝える多肉植物の魅力
本来エケベリアの魅力を伝えるのは文字ではなくて画像で一発だろって思うでしょうけど
今回は写真を入れずにエケベリアの魅力を伝えていきたいと思います
そのうちリライトするつもりなのでその時には文章が変わっていたり写真が入っていたりするかもしれませんが。
エケベリアとはなんなのか
そもそもエケベリアというのはベンケイソウ科エケベリア属という部類の植物です。
このエケベリアの葉が重なって織り成すロゼットと言われるシルエットはまるで薔薇のような美しい形を形成します。
そして驚くべきことにそのロゼットは花びらではなく葉であるということ。この葉の形状も品種によって異なる形状を見せてくれる上に、色もそれぞれ違うのです。
紅葉する多肉植物
このエケベリアと言われる植物、なんと紅葉もするんですよね。紅葉の時期は関東では10月半ばから徐々に始まり3月頃をピークに5月頃まで楽しめます。そして紅葉のその色、ヤバいです。大体は赤に染まるものが多いです。というか赤のヴェールを帯びた感じというか。グラデーションがかっているから一概に何色とはいえない美しさ。エケベリアには黒く染まるものも白くなるエケベリアもあり、おそらく交配種を含めるとグラデーション的に無限の色があるのではないかなと。紅葉する条件などもあったりするのですがここでは割愛
韓国苗とは?
エケベリアを始める方の多くは色とりどりの鮮やかな色の韓国苗に魅了される方も多く、これらは韓国から輸入される際に植物検疫の関係で根っこをカットされて入ってきます。なので根っこがない植物に驚かれる方も多いのですが慣れるとこれが普通。なぜ韓国苗が愛されているのか、それは日本との環境や栽培環境の違い等によりエケベリアの魅力を最大限に引き出した仕立てで入ってきますし、韓国の交配は進んでおり数千にもなるであろうたくさんの品種を楽しむことができるところにも愛されている理由があると思っています。
エケベリアを育てるのは難しい?
多肉植物エケベリアは2か月水をあげなくても枯れることはありません。そこがご家庭で楽しむ上で管理が楽だとされている部分でもあります。一方でエケベリアの育成は難しいと言われているのも事実です。確かにきれいな色形を保つ、病気から守るなど、ただ育てるだけでなく目的や向上心を持って育てていくにはある程度の知識が必要になってきます。だからこそそんな奥の深い植物エケベリアは探求心をくすぐり尚一層愛されている理由でもあるのではないでしょうか。
エケベリアには花芽があがる?
エケベリアは当然花が咲きます。2月~3月くらいになると一斉に花芽という長い茎のようなものがロゼットの中心付近から突如現れ日増しに伸びていき、それは30㎝以上になるものもあります。この現象を趣味家さん達の間では「花芽があがる」と言われ、後述しますがこの時を心待ちにしている方たちもいるのです。花の色や形や大きさはエケベリア属としての一定しているものの品種によって違います。この花芽を鑑賞できるのもエケベリアの魅力です。
交配?実生?ってなに?
さて「花芽があがる」ことを心待ちにしている理由、交配です。エケベリアは一つの花の中におしべとめしベがセットになっています。そのおしべの部分、花粉が付いている部分を丁寧に取り除き、別のエケベリアの花粉を先ほどのエケべリアのめしべに付けてあげる。そうして1か月もすると花の中に種ができます。この種をまいて出てきたものを「実生」(みしょう)と言って新しいオリジナルのハイブリッドエケベリアを作出するのが趣味家さんたちの中で「交配実生」として楽しまれています。
実生交配苗の魅力
交配実生苗というオリジナルハイブリッド苗の魅力の根本は何なのか、まず一つ上げるとすれば同じ交配をしても結果がその都度異なるという点でしょうか。例えば「ラウイ」という品種と「リラシナ」という品種を交配して掛け合わせてできた苗をAとします。別な人が別の「ラウイ」と「リラシナ」を使って交配してできた苗をBとします。これらABの色形は葉の丸みや色、ゆらめき等、それぞれ違ったものになってきます。だから同じ交配なのに別の名前のエケベリアが存在するというのはこういうことなのです。交配実生苗はその違いを無限に楽しんでいくことができるのです。
葉挿しで増やす
エケベリアの楽しみは本当に奥深く幅広い。エケベリアの葉っぱを茎元からちぎれないように丁寧に取って、茎側についていた部分を土に埋めておけば1か月もすればそこから芽と根が出てくるのです。これを葉挿しと言って購入した苗から葉挿しを作り「保険株」と言って一方が枯れてダメになってしまった時の控えにしたりします。葉挿しでできた苗はクローン苗なので元のエケベリアと全く同じ色姿に成長していきます。ちなみに実生(種から生まれたもの)はクローンではなく子供なので元になったエケベリアとは少し形質が違うものが生まれてきます。なので名前がついているエケベリア、例えば「ローラ」という品種を自家受粉(自分のめしべに自分の葉粉をつける)によってできた種をまいてできた苗を育てても、それは「ローラ」ではないのです。葉挿しで作った苗はもちろんローラです。